ビール等のお酒を飲む

ストレス解消のため「適度な飲酒」で心の健康を維持しましょう!

例えば、お酒を飲む日が数日続いた時、「肝臓の数値が…」と気になってしまったり家族に心配されたりという経験をお持ちの男性はそう少なくないと思います。もちろん、過度な飲酒が連日続いてしまうと臓器やメンタル面に対して良くない影響をもたらしてしまうこともあると思います。ただ、適切な量の飲酒は、日々のストレス解消や心の健康維持に少なからず良い影響をもたらすこともまた事実です。 実際、アルコールにはストレスを抑制する強力な作用があり、ストレスや不安を解消させるという効果があります。 そしてこれは科学的に明らかとなっています。アルコールの摂取は、脳細胞の興奮を抑える働きを担う「GABA(ギャバ)」と呼ばれる物質を活性化させる効果があります。ストレスや不安により亢進状態になった脳の活動が鎮まれば、ストレスの感覚は少なからず抑制されます。

飲酒の量はどの程度が適切量なのか。

実際にどの程度の飲酒量が適切と言えるのでしょうか。これについては厚生労働省から「節度ある適切な飲酒量」として案内されています。この案内によると通常のアルコール代謝機能を有する日本人においては、1日平均純アルコール量が約20g程度である旨の記載があります。具体的にどの程度の量かというと、ビールは中瓶1本 500ml(アルコール度数5%)、清酒は1合 180ml(度数15%)、ウイスキー・ブランデーでは60ml(アルコール度数43%)となっています。 重要なことは、アルコールにはストレス解消の作用があるものの、公に周知されている適切量があるということです。体の健康と同じく、心の健康維持も当然大切なことです。ぜひ、上記を参考にして、ストレス解消の手段の1つとしてお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。